アスベスト被害の実態
3月29日の朝日新聞(別刷り)で「アスベスト労災事業場一覧」が発表されました。このデータに05~06年度の労災認定の出た事業所の名称、どのような状況でなのか、人数、都道府県が記事では書かれています。亡くなった方は全部で2201人ということで、大変大きな数ですが、この背後には、実際は石綿被害を受けていても労災認定されていない方がまだたくさんいるのではと思わされます。
これは、厚生労働省が発表した「石綿ばく露作業による労災認定等事業場一覧表の公表について」という資料に基づくものですが、このHPをみると、さらにどの労基署の管内の事業所か、ということがわかるようになっています。
そして同じく29日の東京新聞では『遅れた開示、住民困惑』という見出しで、「東京都内の公表分のうちアスベスト死者数が最も多い五人だったのは『汽車製造東京製作所』(江東区南砂、一九七二年廃止)だった。…」とあります。この会社の跡地につくられたのが、区役所からもすぐ近くの、南砂二丁目団地です。
そもそも厚労省がこの資料を公開した目的は、該当事業場で働いていた人への注意喚起と周辺住民への注意喚起、そして自治体のとりくみに役立てるため、という3点があげられています。
アスベストは非常に広い範囲に被害の及んでいる可能性の高い問題です。江東区としても当時の実態をできるかぎり把握して、住民への十分な啓発と救済制度の周知を行うことが求められるのではないでしょうか。
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