長期優良住宅普及促進法 の準備。
今日は建設委員会の傍聴に行きました。最後まではいられなかったのですが議案は3本出ていたうちのひとつが「長期優良住宅普及促進法」の6月施行に伴う事務手数料の決定、という内容でした。
この法律の目的は、住宅をより長持ちさせていく方向でこれからは考えましょう、そのための基礎となる法律、ということです。
ふつうに住宅を建てる時には建築確認審査等の手続きが必要ですが、それに加えて耐久性などの観点から性能評価をおこない、合格したものには優良印が付く、ただし合格はその時だけでなく、作られたあとの定期点検・補修なども入ってくるという、実行するには結構複雑で大変なしくみです。
この方針を決めた審議会にはダイワハウスなどの住宅メーカーも入っていたということで、長く使える家を、という発想そのものは良しとしても、作って終わり、ではなく同一の顧客に対し長期にわたり定期的に提案ができるシステムというのはメーカーにはおいしい話のはずです。
激減している建築需要の掘り起こしを、という目的はあるのでしょうけれども、義務ではないのでどれほどの人たちが優良マークを目指そうとするのかはかなり不確定のように思えます。
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