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2013年10月28日 (月)

進まない男女共同参画

世界経済フォーラム(WEF)の報告によると、経済、政治、教育、健康に関する世界136ヶ国の男女平等を調査したところ、日本は過去最低の105位にランク付けされたとのことです。http://www.asahi.com/articles/TKY201310250012.html

年々ランクを下げ続けてとうとうここまで来てしまったかと、本当に恥ずかしく思います。昨年の衆院選で女性議員が減少したことが押し下げ要因になったようですが、選挙だけではありません。男女平等を進めることが社会全体の大切な目標だと、まだまだ認識されていないというのが実態だと思います。

江東区でも「男女共同参画KOTOプラン」を策定していますが、なかなか進んでいません。中でも毎年、男女共同参画審議会で議論になるのが学校での男女混合名簿の実施と区の各種審議会への女性の参加です。

 

 

男女混合名簿については2013年度で幼稚園は全園で実施、小学校は44校中34校で実施、しかし中学校の取り組みが大変遅れており、23校のうちわずか8校。男女共同参画審議会での教育委員会による毎年の報告も、なかなか進まない実態について言い訳が先行した説明という印象で、同審議会の委員から多くの指摘を受けています。第5期第6回審議会要旨

区の審議会等への女性の参画促進についても上記の201372日の会議録から概要を知ることができます。それによると区の各種審議会等の女性の参画率が40%を超えているところは55機関のうちわずか13。前年比で審議会への女性の参画率が上昇が18機関、下降が12機関。全体では参画率34%の現状だそうです。参画率の年次推移はこちらから→「江東区データブック2012」のP37参照。

そして驚くべきことに、 実は区の教育委員会も現在、なんと女性の委員が0人という状況です。23区の中で現在の教育委員に女性不在は江東区と台東区だけです。江東区で男女混合名簿が遅々として進まないのは、教育委員会の委員構成にも遠因があるのではないでしょうか。

なお、教育委員会について定めた「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」では、「第四条の4  地方公共団体の長は、第一項の規定による委員の任命に当たっては、委員の年齢、性別、職業等に著しい偏りが生じないように配慮する」とされています。

女共同参画を進めるには教育の影響がとても大きいと思いますし、その分野を司る教育委員会に女性の委員がゼロというのは、やはりおかしなことです。教育委員の選任にあたっては、このことを念頭に置く必要があるのではないでしょうか。

 

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