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2014年9月28日 (日)

都立高校の入試採点ミス、心もとない再発防止策

都立高校の入試で採点ミスが多発しています。2013年度実施分で1419件の採点誤りがあり、追加合格とされた生徒は13校で計16人でした。ここまで多発するのは、個人ミスではなく、全体を通じて改善すべき点が多くあるということです。

東京都教育委の行った、誤りのあった学校での採点委員への聞き取り調査では、原因に「時間不足」「疲労感」「集中力、注意力不足」が圧倒的に多くあげられました。これまでの入試採点から合否判定までの作業は、入試翌日から授業を行いながら、わずか3日間で行われていました。入試翌日が採点と点検、2日目が合否判定、3日目に発表準備、4日目には合格発表。この過密な日程に無理があることは明らかです。

再発防止に向けた都教委の改善策では、冒頭に「十分な時間と環境の確保」が挙げられています。具体的には、この3日間の日程を4日間にし、入試翌日と翌々日の2日間は生徒を登校させない、作業50分ごとに10分間の休憩、等です。この程度のことさえ行われていなかったこと自体が驚きですが、このような微修正で本当に再発防止できるのか、疑問が残ります。

他県では採点から発表準備に6日間を確保するところが最も多いとのことです。東京都の教育委員会が、現場の先生たちの声に耳を傾ける姿勢があるかどうかが、問われています。

参考:都立高校入試の採点誤りに関する再発防止・改善策について

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コメント

マークシートがいいですね。「進研ゼミ中学講座」のように。

投稿: 日田こまち | 2014年10月 6日 (月) 23:57

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