「給食無償化」導入の検討を
江東区の給食は、調理施設や人件費は区の予算で、食材の費用はほぼ全額が、保護者の負担です。経済的に厳しい家庭は「就学援助」で支払が免除されますが、給食費は、支払も集金も大変なものです。
江東区の給食費補助は一人月額1円です。小学校低学年の一食あたり単価は約213円と、23区で3番目に低いです。月額1円の自治体は多いですが、この補助額の低さに、江東区が給食の意義をどう考えているかが示されています。
江東区の給食費補助は一人月額1円です。小学校低学年の一食あたり単価は約213円と、23区で3番目に低いです。月額1円の自治体は多いですが、この補助額の低さに、江東区が給食の意義をどう考えているかが示されています。
憲法26条に「義務教育は、これを無償とする」とあります。いま、貧困や少子化対策で給食を無償化する自治体も広がり始めています。無償化すれば、保護者の負担だけでなく、会計を管理してきた学校の負担も大幅に軽減できます。またどの家庭でも、税金が子どものために使われていると実感できるでしょう。
学校の給食費は、医療費のように、子どもたち全員の無償化をめざすべき時期に来ているのではないでしょうか。
※東京都教育委のHP「東京都における学校給食の実態」で、学校給食についての資料を見ることができます。
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コメント
制服も無料にすべきですね。
公立学校は私服でよいと思うが「セーラー服を着てみたい」と思う女性、結構多いからね。
投稿: 日田こまち | 2014年10月25日 (土) 12:46