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2018年5月

2018年5月29日 (火)

楽しい!北欧の主権者教育

 5月26日に、緑の党・グリーンズジャパンの企画で、三井マリ子さんのお話を聞く機会がありました。三井さんは元都議会議員で、クオータ制(議席割り当て制)により女性議員を増やした北欧諸国を度々訪れ、画期的なとりくみを日本に伝えています。
 北欧諸国では、若い人に政治への興味を持ってもらうために様々な「主権者教育」を行っています。

ノルウェーの小学生5年生が、課外授業で関心あるテーマについて各政党にインタビューに行き、レポートにまとめた話。また、高校の生徒会が主催して各政党の討論会と模擬投票を行う活動。公開討論会にはすべての政党が参加して生徒の質問に答え、校内に設けた各政党の出店でも生徒たちとの対話が行われていました。

 主催は高校生ですが、予算はすべて国が出すそうです。各政党が、政策の違いはあっても討論会に参加するのは当たり前、という点に民主主義の熟度を感じました。
 こうした主権者教育と併せて、比例代表選挙であることが女性や若い人の政治への挑戦を後押ししています。候補者個人の知名度やお金を必要としない選挙になるからです。票数が議会構成にほぼ比例することから、投票率も8割と高いとのこと。

 国際的な会議で難しい話の調整を買って出るのは北欧の方たちが多いとのお話も聞きました。主権者教育は、選挙のためだけでなく、職場や社会の様々な場で必要とされる、議論をまとめるコミュニケーション力を育てるのではないかと思います。また何より、映像で、若い人たちが身を乗り出してとても楽しそうにしていたことが印象的でした。
 選挙制度を変えるには息の長い活動が必要ですが、日本においても、少しずつでもこうした取り組みが広まることを願っています。

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2018年5月21日 (月)

女性の政治参加と「202030」

 5月18日、国会で「候補者男女均等法」が成立しました。国会・地方議会で女性の議員を増やすため、男女の候補者数をできる限り均等にすることを各政党に求める、日本で初めての法律です。

いま衆議院で女性議員の割合は10.1%、世界の193ヶ国中、158番目という圧倒的な少なさです。今回の法には罰則などの強制力はないものの、全政党が女性の政治参加を促すことを目標として確認した意義は大きいと思います。

 女性の議員を増やすことは、女性の声を政治に届ける上で大きな意味があることは言うまでもありません。それだけでなく有権者の割合と議会構成の間にある現状の大きなズレを正すことは、公正な政治を実現するための基盤でもあります。特にいま、働く人にとって切実なテーマである、家庭と仕事の両立、長時間労働の是正のために、女性議員を増やすことは変革の大きなカギになると思います。

 安倍政権は「女性が輝く日本へ」「2020年までに指導的地位にある女性の割合を30%まで引き上げる(202030)」という目標を掲げています。ここには議員も含まれますが、昨年の衆院選での各政党の候補者に占める女性の割合(※下記参照)は均等には程遠く、特に与党の候補者は軒並み1割未満と、本当にやる気があるのか大いに疑問です。

衆院選で候補者数を男女均等に近づけるには、昨年を例にとれば、自民党は女性の候補者の数を6倍以上にする必要があります。それほど根本的な見直しが求められているのです。
◆各政党の女性候補者の割合(2018年衆院選)
  自民 7.5%
  希望 20.0%
  公明 9.4%
  共産 23.8%
  立民 24.3%
  維新 7.6%
  社民 23.8%
 女性の政治参加促進、そして「202030」という目標を実現していくためには、政党にお任せにするのではなく、私たち自身が、政治の場に、また社会の様々な場所に、もっと女性のリーダーを、と声をあげていくことが、これから問われてくるのではないでしょうか。

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2018年5月 8日 (火)

住民によるミニデイサービス「ゆらり」のお手伝いに行ってきました

今日は、住民ボランティアによるミニデイサービス「ゆらり」のスタートの日でした。URの協力を得て、亀戸2丁目にある団地「アーバンハイツ」の集会所で開催しました。私も立ち上げに関わってきたので、お手伝いに行ってきました。
どれだけ人が集まるか心配もしていたのですが、お声かけしていたご近所の方が来て下さり、楽しい時間を過ごすことができました。
これは、分類で言えば介護保険の総合事業Bというサービスなのですが、住民による運営で、介護保険の要支援の方などを対象に、閉じこもり防止などを目的に開催するものです。
事業者ではなく住民のボランティアで毎週開催するのは、率直に言って資金面も含めて、制度としては非常にハードルが高いと思うのですが、地域のつながり作りに、少しでもお手伝いになればとの思いから関わっています。
毎週火曜の11~14時に開催します。利用してみたい、またはボランティアをご希望の方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡下さい。

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対話による平和外交へ

 ちょっと遅まきながら、朝鮮半島の和平への動きについて書きたいと思います。
 南北朝鮮首脳会談をみて、皆さんはどのように感じられたでしょうか。私は、歴史はやはり動くのだと、あらためて強く感じました。朝鮮戦争以来、「終戦」ではなく「休戦」という形で、長年の緊張状態を強いられてきた朝鮮半島に、平和と統一への道がひらけたことを心から喜びたいと思います。
 それにつけても目立つのは、この一連の動きをめぐる外交での日本政府の「蚊帳の外」ぶりです。平和に向かう大きな流れを無視して、おどし文句で緊張感をあおる安倍政権のやり方は、国際社会ではこれ以上通用しないことが明らかになったのではないでしょうか。とはいえ一方で気になるのは、日本の国内でこの歴史的な和平への動きの意義が、どこまで正当に評価されているのだろうか、ということです。
 歴史を振り返れば、日本は、朝鮮半島が南北に分断されるきっかけを作った当事者です。しかしそうした歴史における日本政府の当事者意識の薄さが、この間の「蚊帳の外」的関わりにつながっているのではないでしょうか。

かつて日本が戦争への道を歩んだ時期は、日本が国際社会の流れから孤立する道を選んでいった時期と重なります。「お友達内閣」の延長線上のごく狭い判断基準で再び孤立と対立を深めるのではなく、対話による平和外交をアジアで築いていくよう、いまが転換する時です。
 そして政府に求めるだけでなく、私自身も、歴史を通じた長い目で、そしてアジアの人と共に生きる広い目で、考えることを常に忘れないようにしたいと思います。

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2018年5月 2日 (水)

手前味噌作りで交流しました

 福島の原発事故以降、放射能の影響から子どもたちの健康を守ろうと活動してきた「セーブ・キッズ江東」の主催で、パルシティ江東にて「味噌作り教室」を4月28日に開催しました。当日は子どもの参加も多く、とてもにぎやかな集まりになりました。
 主催メンバーは私も含め、自宅での味噌作りの経験者だったのですが、原発事故以降に「少しでも安心できる食べ物を」と考えて始めたことが共通しています。食べ物は私たちの体や健康を直接作るものですし、食べ物を通じて私たちの生活を考えてみるのは大切なことだと私は思っています。

 さて、当日の作業は、①米麹を手でほぐし、②ゆでた大豆を手でつぶし、③大豆、麹、塩をよく混ぜ合わせ、④丸めて空気を抜く、というものでした。こうして書くと簡単なようですが、3時間半にわたるこの作業はやってみると大変な力仕事でした(実はこの前にはさらに、豆を一晩水に浸した上で、茹でる作業が3時間半(^_^;)あったのですが、長時間になるためそこは主催者で準備しました)。ここまでは大変ですが、仕込んでしまえば半年見守っていれば熟成していきますので、簡単です。
 参加した皆さんからは「大変だったけど楽しかった!」との感想を多く頂きました。作るのは大変だけど楽しい、そして何より自分で作ったお味噌は安全で美味しい!という喜びを、参加した皆さんと半年間かけて共有できれば、と願っています。

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