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2018年9月

2018年9月24日 (月)

「マギーズ東京」を訪ねて

 9月22日、私が加入している生協「パルシステム東京」の見学会で、豊洲の「マギーズ東京」を訪ねました。ここは、がんに影響を受けた人たち(当事者、家族や友人、医療従事者など)が気軽に訪れ、安心して話せ、自分の力をとり戻せるためにと2年前に開設された場所です。

 建物は温かみのあるカフェのような空間になっており、医療知識のある看護師や心理士などのスタッフが来訪者を出迎えます。センター長の秋山正子さんは「病院でもなく自宅でもない、第二の我が家のような居場所」、「病院はヘルプの場、マギーズはアシストの場です」とお話して下さいました。
 マギーズセンターは約20年前にイギリスで「治療中でも患者ではなく一人の人間でいられる場所と、友人のような道案内がほしい」との願いから生まれた場所です。誰でも気軽に利用できるように無料・予約なしで訪問できるようになっています。日本では東京が唯一の場で、遠方からも含め毎月約500人が訪れています。

 スタッフの方から、訪れた当事者の男性が「ここで話している間は痛みを感じなかった」と言いマドレーヌを食べて帰ったとのお話を聞きました。来訪者のお話を受け止めて一緒に考えることが、生きる力につながるのだと思いました。
 訪れた方の感想の書かれたノートを読むと、本当に必要とされている場所だということがよく分かりました。寄付金を主な財源として維持していくのは大変なことだと思いますが、多くの人が力を得る場所として発展していくことを願っています。
【認定NPO法人 マギーズ東京】江東区豊洲6-4-18 平日10~16時オープン
  ※毎月第4土曜の13~16時に「オープンマギーズ」として無料見学会を開催(予約不要)
   Eメール: info@maggiestokyo.org20180922_095118

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2018年9月18日 (火)

豊洲市場 開場への疑問

 小池都知事は、10月11日に、豊洲市場を開場しようとしています。これに先立ち9月13日には開場記念式典が、16日には業者の人たちが参加して運搬車などを実際に動かす「習熟訓練」が行われました。しかし、日を追うごとに益々明らかになっているのは、深刻な土壌汚染がいまだに解決されず続いていること、そして豊洲の施設の建築面でのずさんさです。

 「駐車場の不足」は以前から指摘されていました。市場は運び込んでは集約し、再び運び出す場所ですから「動きやすさ」は欠かせない条件です。ですが習熟訓練では、駐車場に入る車が連なり、日曜にもかかわらず周辺が渋滞するという予想通りの事態が起きています。場内の移動も、広い敷地の中で移動ルートが限られているために運搬車が集中して渋滞が発生しかねないという問題が建築の専門家から指摘されています。

 また、9月10日には農林水産大臣が開場への認可を出しました(土壌汚染が解決していない現状を考えればこれ自体、信じがたいことです)が、その翌日には、場内の駐車スペースの床に、長さ10m、最大5cmの高さで地盤沈下による亀裂ができていたことが明らかにされました。


 都は昨年から把握していたが推移を見守るため補修していなかったが、開場にむけて急遽、補修工事を行うことにした、と説明しています。開場日程に変更はない、としていますが、認可直後の公表と方針の変更は、余りに不自然です。意図的な情報隠しではないかと思えてなりません。そして、そもそも地盤沈下が起きていたという実状は、国への申請にあたり、きちんと報告されていたのでしょうか。

 施工にあたった業者からは、建物を支える基礎となる基礎の杭打ちが、固い地盤まで達していない部分があるとの内部告発も出てきています。杭打ちが十分にされていない建物は、土台に致命的な欠陥を抱えていることになります。

 市場の現場に関わる人たちの声に耳を傾けず、ひたすら移転ありきで都が工事を強引に進めてきた結果のしわ寄せが、いま次々に露呈しているのではないでしょうか。

 豊洲市場の開場をこのまま進めることは、市場に混乱を生み出し、公共事業として大きな禍根をもたらす結果につながります。東京都は今からでも市場開場を中止すべきではないでしょうか。今後の動きに、ぜひご注目下さい。

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2018年9月10日 (月)

分散型の発電システムを

 各地で豪雨、台風、地震と災害が続いています。被災された皆様、ご家族やお知り合いの方が被災された方に、心よりお見舞申し上げます。

 この間、北海道の地震関連のニュースを見ていて一番驚いたことは、北海道全域が停電に至ったことでした。295万戸もの停電、その原因は一番地震の激しかった地域の火力発電所で道内全体の使用電力量の約半分を集中的に発電していたこと、そして、そこが停止したことから連鎖反応的に他の発電所も止まってしまったということでした。また、泊原発が7年前から稼働していなかったために暴走の危険性が抑えられたことは不幸中の幸いでしたが、それでも非常用の電源を使用せざるを得ない状況だったことは、忘れてはならないと思います。

 いまの日本の電力産業は典型的な「重厚長大」で「一極集中」型のシステムです。一極集中型のしくみは、一見効率が良いようにも思えますが、その一極が打撃を受けた時には本当に弱いものだと、今回の地震であらためて感じました。各地に分散する形での発電システムがととのっていれば、停電する地域は、もう少し少なくてすんだのではないでしょうか。そして、一極集中型の発電システムは、災害時のリスクの集中だけでなく、お金や権力の集中にもつながり、様々な弊害をもたらしています。

 エネルギーは、食べ物と同じで、誰にとっても必要なものです。これをどのように供給していくかは、地域づくり・まちおこしの軸にもなります。災害の多いこの日本で、原発事故の教訓を忘れず、電源を必要としない自然エネルギーからの発電システムの普及、そして各地で分散型の「地産地消」の発電システムの普及をもっと進めていくことが、大切なのではないでしょうか。

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2018年9月 4日 (火)

前川喜平さん講演会のご案内

私は、江東区枝川にある朝鮮第二初級学校を支援する活動に、東京都との裁判以降、関わってきました。貴重な民族教育の場を守るため、学校を応援していきたいと思っています。

10月13日には、前川喜平さんの講演会を開催します。朝鮮学校に足を運び、知っていただくきっかけにもなればと願っています。以下、ご案内です。(枝川裁判の経過などはチラシをご覧下さい)
【前川喜平さん講演会in枝川のご案内】
前 文部科学省事務次官・前川喜平さんが、東京朝鮮第二初級学校で講演会を行います。高校無償化裁判では、陳述書を提出されている前川さんですが、朝鮮学校では初めての講演会となります。ぜひご参加下さい。なお、参加をご希望の方は、必ず事前のお申込みをお願い致します。
日時:2018年10月13日(土)
   午後4時30分開場、5時開始、7時終了予定
場所:東京朝鮮第二初級学校講堂 
  (江東区枝川1-11-26、「豊洲」駅から徒歩10分)
   ※地図は下記HPまたはチラシから、ご覧頂けます。
料金:800円(高校生500円・中学生以下無料)
定員:500人(先着順)
主催:枝川朝鮮学校支援都民基金
★参加を希望される方は、こちらのHPからお申し込み下さい。
1013omote72_2 裏面1013ura72_2 を印刷してファクスでお申し込み頂くこともできます。

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