原発

2018年11月27日 (火)

「利き味噌会」で交流しました

 私は2011年の福島原発事故以降、「セーブ・キッズ江東 放射能から子どもたちを守る会」で活動してきました。子どもたちの健康を守るために安全な食べ物の確保をと、江東区宛ての署名を集め、給食の食材検査を実現することができました。
 江東区が今も給食の食材検査を続けていることには心から感謝すると同時に、多くの声が届いたからこその継続なのだろうと、その重みを今も受けとめています。
 このセーブ・キッズ江東で、4月下旬に手前味噌をつくる会を開きました。

 味噌には有害な成分を排出する作用があると言われています。

 私を含め、事故後から味噌作りを始めた人たちと「一緒に作ろう」と企画したものです。初めての方もいらしたので11月24日に作った味噌を持ち寄り「利き味噌会」を開きました。
20181124

 同じ時に同じ材料で仕込んだ、いわば「生まれ」は同じ味噌ですが、その後の「育ち」で、色も味も異なる個性をもつ味噌にできあがりました。どれもおいしかったです。
味噌も人と同じで生きているのだなと実感しました。これからも、食べ物を通じた人の輪づくりを広げていけたらと思っています。

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2018年10月 2日 (火)

安定ヨウ素剤の自主配布会を開催します

 福島の原発事故から7年半が経過しました。マスコミではほとんど伝わってきませんが、福島県では放射能が原因と考えられる健康への影響が確実に出てきています。その一つが子どもたちの甲状腺がんの多発です。

 元々は小児甲状腺がんは「百万人に1人」と言われる非常に少ない疾病でした。しかし現在、福島県で確実に小児甲状腺がんであると診断された子どもたちは、既に164名にものぼっています。

 岡山大学の津田敏秀教授は、従来から考えられる有病数の数十倍であり、この桁違いの数は過剰診断という理由では説明できない、としています。福島の子どもたちの健康状況が原発事故前と明らかに異なってきていることがお分かりいただけると思います。
 原発事故は2度とあってはならないことです。しかし日本政府は老朽化した原発も含めて、再稼働させる方針を改めようとしていません。そこで被曝から住民を守るために、ヨウ素剤を配布する自治体も出てきました。

 万一原発事故が起きた時にヨウ素剤を飲むと、甲状腺がんにつながる放射性ヨウ素の甲状腺への蓄積を低減させることができます。本来行政が行うべきですが、取り組みを促す意味も込めて、市民による自主配布会を開催します。医師の方の協力を得ての企画です。ぜひ、ご活用下さい。
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◆安定ヨウ素剤 自主配布プロジェクト in 東京東部

11月3日(土)午前の部 10:30~ 午後の部 13:30~ 要予約
会場:ひらの亀戸ひまわり診療所
   (江東区亀戸7-10-1 Zビル、京葉道路と丸八道路の交差点角)

対象:錠剤を飲むことができる方(年令不問) 100家族(お1人でも受けられます)
錠剤は無料です。パンフレット(300円)のご購入をお願い致します。

医師による説明と簡単な診察を行います。
(診察結果により安定ヨウ素剤をお渡しできない場合もあります)
★なお、お申し込みをいただいた後に、問診票をお送りいたします。
 お申込みは問診票をお送りいただき、受信した時点で完了となります。
主催:安定ヨウ素剤自主配布プロジェクト  
協力:DAYS救援アクション(世話人・広川隆一)
【お申し込み】10月20日(土)までに、①名前 ②住所 ③電話 ④人数 ⑤参加希望の回(午前・午後・どちらでも) をご記入の上、下記あてにファクスかメールでお申し込み下さい。
 ★ファクス:3636-1033  ★メール:youso.project.tobu@gmail.com

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2018年6月19日 (火)

6月24日、かつしかシンフォニーヒルズで甲状腺の自主検診があります

6月24日(日)に、かつしかシンフォニーヒルズで、甲状腺の自主検診が行われます。東日本大震災当時に0~18才だった方が対象です。私は主催に直接かかわってはいませんが、甲状腺の検査を受けることができる大変貴重な機会ですので、ご希望の方に情報が届けばと思い、こちらでご案内いたします。

要予約ですが、まだ少し、空きがあるようです。お申し込みはこちらから。

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2018年6月13日 (水)

コンセントの向こう側

 新潟で県知事選挙が行われ、6月10日に投開票されました。新潟県は、東京電力の柏崎刈羽原発の地元です。選挙では原発再稼働や農政の今後が争点となりました。私は脱原発を掲げ野党が推薦し「新潟のことは新潟で決める」と訴えた池田ちかこ候補を応援していました。残念ながら結果は僅差で花角英世候補が当選しましたが、大接戦で迫ったことは、花角知事が原発問題を軽視できない足がかりを残したと思います。
 新潟県知事選挙のことをここで取り上げたのは、7年前に聞いたある言葉をこの選挙で思い出し、皆さんにお伝えしたいと思ったからです。
 それは福島県で長年、原発に反対する活動をコツコツと続けてこられた武藤類子さんが、2011年、福島原発事故の起きたその時の秋に、東京で開催された原発に反対する人が6万人集まった、その集会で発言された時の言葉です。
「…どうか福島を忘れないでください。そしてもう一つ、お話ししたいことがあります。それは、私たち自身の生き方、暮らし方です。私たちは何気なく差し込むコンセントの向こう側を想像しなければなりません。差別と犠牲の上に成り立っていることに、思いをはせなければなりません。原発は、その向こうにあるのです。(中略)
 できうることは、誰かが決めたことに従うのではなく、一人一人が、本当に、本当に、本気で、自分の頭で考え、確かに目を見開き、自分ができることを決断し、行動することだと思うのです。一人一人に、その力があることを思い出しましょう。…」
 私たち東京に暮らす人間が、コンセントの向こう側にいる新潟や福島の人たちの暮らしを忘れずに想像することが、原発を「卒業」へと向かわせるための、大きな力になるのではないでしょうか。

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2018年5月 2日 (水)

手前味噌作りで交流しました

 福島の原発事故以降、放射能の影響から子どもたちの健康を守ろうと活動してきた「セーブ・キッズ江東」の主催で、パルシティ江東にて「味噌作り教室」を4月28日に開催しました。当日は子どもの参加も多く、とてもにぎやかな集まりになりました。
 主催メンバーは私も含め、自宅での味噌作りの経験者だったのですが、原発事故以降に「少しでも安心できる食べ物を」と考えて始めたことが共通しています。食べ物は私たちの体や健康を直接作るものですし、食べ物を通じて私たちの生活を考えてみるのは大切なことだと私は思っています。

 さて、当日の作業は、①米麹を手でほぐし、②ゆでた大豆を手でつぶし、③大豆、麹、塩をよく混ぜ合わせ、④丸めて空気を抜く、というものでした。こうして書くと簡単なようですが、3時間半にわたるこの作業はやってみると大変な力仕事でした(実はこの前にはさらに、豆を一晩水に浸した上で、茹でる作業が3時間半(^_^;)あったのですが、長時間になるためそこは主催者で準備しました)。ここまでは大変ですが、仕込んでしまえば半年見守っていれば熟成していきますので、簡単です。
 参加した皆さんからは「大変だったけど楽しかった!」との感想を多く頂きました。作るのは大変だけど楽しい、そして何より自分で作ったお味噌は安全で美味しい!という喜びを、参加した皆さんと半年間かけて共有できれば、と願っています。

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2018年2月14日 (水)

食べ物の放射能検査の継続を

江東区が「食品衛生監視指導計画(案)」への意見を3月2日まで募集しています。

東日本大震災以降、江東区が独自の事業として行ってきた食品の放射能検査についてもこの計画案の中に盛り込まれています(区独自の事業ということは、補助金は無しで区の予算だけで行われているということです。)私は昨日、区民にとって意義の大きい事業なので、ぜひ積極的に続けてほしいと、江東区の保健所宛てに意見として送りました。
東日本大震災以降、子どもたちの食べ物の安全をどう確保していくのかを考え、多くの方の賛同署名もいただきながら、給食食材の放射能検査を実施してもらうところまで実現することができました。保健所での食品検査の実務も、検査を担当する皆さんがどのようなご苦労をされているのかも伺ってきました。
現在は検査対象が学校の給食食材のみで、保育園が対象になっていないことが課題ではありますが、ともあれ、こうした検査は短期間ではなく、長く続けることにこそ意義があると思います。
計画案はこちらから見ることができます。ご関心のある方はぜひご意見をお送りになってはいかがでしょうか。3月2日(金)必着です。

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2015年8月24日 (月)

誰が決めた?原発再稼働

 8月11日、鹿児島県の薩摩川内市にある川内原発1号機を、九州電力が再稼働、14日には発送電を開始しました。福島の原発事故で故郷を奪われ帰れない方たちが11万人以上もいます。それなのになぜ、原発推進に立ち戻ろうとするのでしょうか。
 この1年11ヶ月の間、今年のような猛暑でも全国で「原発ゼロ」の状態を
続けてきた事実は、原発がなくても私たちの社会が十分やっていけることを証明しています。原発がなくても、電気は十分足りているのです。
 また、この再稼働の直後の8月15日、川内原発から約52kmのところにある桜島の噴火警戒レベルがレベル3(入山規制)からレベル4(避難準備)へ引き上げられました。気象庁は桜島について、大規模な噴火が発生する可能性が高いとし、警戒を呼びかけています。桜島では1914年の大正大噴火などで、これまで多くの犠牲者を出してきました。九州電力は噴火警戒レベルの引き上げを受けても今後のスケジュールに変更がない方針であることを発表していますが、「噴火しても影響はない」とする根拠は明らかにはされていません。
 それにしても、この原発再稼働を、誰が責任を持って決めたのでしょうか。それさえも不明朗です。安倍首相は「事業者の判断」と言います。原子力規制委員会は再稼働の審査書を了承しながらも、委員長が「絶対安全を保障するものではない」。宮沢経済産業大臣は「規制委員会が厳しい判断をしたから」。伊藤県知事は「事故の時には国が責任を持つと約束し、規制委員会が安全性を確認したから」。皆、責任を押し付け合っています。原発への回帰は危険なエネルギー政策への回帰であると同時に、無責任な政治の象徴でもあります。再稼働は許さない、の声を東京からもあげていきましょう。

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2013年12月17日 (火)

エネルギー基本計画に意見を送りましょう

12月6日、秘密保護法の強行採決とともに、この日、エネルギー基本計画案が出されました。過半数の国民が望む方向とはまったく逆にむかって、原発推進へ無理やり進められようとしています。

この「エネルギー基本計画」素案に対して、資源エネルギー庁が1月6日締切(締切日は当初1月4日だったのが、変更されたそうです)で意見募集を行っています。年末年始の忙しい時期ではありますが、簡単な一言でも結構です、意見を送ってみませんか?

「エネルギー基本計画」素案の骨子は、

1)原子力は重要なベース電源である

2)世界で最も厳しい水準の新規制基準の下で安全か確認し、再稼働を進める

3)核燃料サイクル政策については、引き続き着実に推進する

となっています。まるで、福島での事故など何事もなかったかのような素案です。

「基本計画」策定に向けて、というと、「何か難しいことを書かなければならないのか…」と気が重くなるかもしれませんが、「脱原発を望んでいる」という一言だけでも送る価値が十分にあると思います。

意見の提出方法などはこちらから→◆新しい「エネルギー基本計画」策定に向けた御意見の募集について(資源エネルギー庁)

E-シフトの皆さんが作成しているHPも参考になります。→ 「エネルギー基本計画」見直しに数万のパブコメを!

 

 

 

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2013年11月12日 (火)

原発事故被害者の救済を求める行動に参加してきました

昨日ここでもお知らせしましたが原発事故被害者の救済を求める行動に参加してきました。

今日のニュースで原子力規制委員会の検討チームが住民の帰還について被ばく線量は20ミリシーベルトを下回ることと、これまで同様の見解を表明したことに、被災者の皆さんから怒りの声があがっていました。また川俣では「除染作業中」とののぼりが林立し、除染作業に1300億円も使われている、との発言にも、会場から怒りと驚きの声があがっていました。いったい誰のための税金なのでしょうか。

国会での請願では民主党、みんなの党、社民党、共産党の国会議員が請願署名の提出を受けてくれました。

2年8か月たっても原発被害者の生きる権利は確立されていない、被災者支援法に魂を入れていこう、との呼びかけで集会は終わりました。集会で発言された避難者の方の「おとな全員がこの問題の当事者だ」という言葉に、耳が痛かったです。東京に暮らす自分も知らず知らず他人事になっていなかっただろうかと、思いました。

 

子ども・被災者支援法、賠償の時効問題の解決を求める請願署名」に、ご賛同いただける方はぜひご協力をお願いいたします。

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2013年11月11日 (月)

原発事故被害者の救済を求める国会請願行動

先日福島に行った時に、いわき市議の佐藤和良さんから「ぜひ来て下さい」と言われた「原発事故被害者の救済を求める国会請願行動」が明日あり、行ってこようと思っています。直前のお知らせですがご関心ある方はぜひご参加下さい。

 

1112日 原発事故被害者の救済を求める国会請願行動

■集会…102011:50 (開場:10:00

会場:日比谷コンベンションホール(旧都立日比谷図書館B1F

■デモ・請願行動 日比谷公園発 12:10

 

国による被災者支援は、昨年「原発事故子ども・被災者支援法」が成立したものの、具体的な支援は進んできませんでした。

 

その上、先月閣議決定された被災者支援についての「基本方針」に至っては、対象地域を大変狭く限定するものとなってしまいました。私も対象地域を狭めないこと等を求めるパブリックコメントを国へ送りましたが、当事者の声を考慮して検討した内容とはとても思えません。

 

原発事故への対応や脱原発への政策転換とともに、被災者の方たちの声を聞き支援を充実させていくことが求められていると思います。

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