高齢者世帯に家具転倒防止器具の無料取付け
大阪での地震をきっかけにブロック塀転倒防止に注目が集まっています。江東区でも学校周辺が大丈夫か、改めて点検を実施してほしいと思います。
しかし、危険なのは路上だけではありません。地震時には室内の家具転倒もケガなどの被害の大きな原因になっています。
大阪での地震をきっかけにブロック塀転倒防止に注目が集まっています。江東区でも学校周辺が大丈夫か、改めて点検を実施してほしいと思います。
しかし、危険なのは路上だけではありません。地震時には室内の家具転倒もケガなどの被害の大きな原因になっています。
札幌の共同住宅火災で11名の高齢者が亡くなられました。本当に痛ましいことだと思います。生活に困窮する高齢者が低額な家賃で住める住宅は、大変限られています。こうした事故が繰り返されるということは、住宅として条件が安心できる状況でなくとも、その場を必要としている人たちがいる現実があるということです。
住むことへの支援を求めているのは生活困窮者だけではありません。私の住む地域でも、要支援の高齢者の方で、あとほんの少しの生活支援サービスが受けられれば今までの住宅で住めるのに、それが受けられないために高齢で引越しせざるを得ない、というお話を最近大変多く聞くようになりました。要介護度の軽い高齢者向けの介護サービスが狭められてきたことのしわ寄せがこのような形で現れているのだと思います。
住むことへの支援を求める人はとても多くいるにもかかわらず、国も自治体も、まともな居住支援策をほとんど行っていません。その隙間が、こうした事故を引き起こす背景になっているのではないでしょうか。政府は、生活困窮者をはじめ、安心できる生活の基礎となる、居住への支援を基礎的な課題と認識すべきです。
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