教育
2018年10月18日 (木)
2018年9月 4日 (火)
前川喜平さん講演会のご案内
10月13日には、前川喜平さんの講演会を開催します。朝鮮学校に足を運び、知っていただくきっかけにもなればと願っています。以下、ご案内です。(枝川裁判の経過などはチラシをご覧下さい)
2018年8月27日 (月)
防災教育に参加して
グループ討論には私も参加しました。避難生活で下記のような事態が起きた時にどう判断するか、各自「はい」「いいえ」を出し合い、両者が納得できる方法を話し合うものです。難しくて考え込みましたが、どれも現実味のある質問です。避難所生活が始まれば意見の調整は不可欠です。難しいけれど役に立つ体験だと思いました。皆さんはどう考えますか?こうした実践的な防災教育は、ぜひこれからも続けてほしいと思います。
~~~~【グループ討論での質問】~~~~
2018年7月18日 (水)
子どもたちの熱中症の被害がなぜ続くのか
豊田市で、小学1年生が校外学習から戻った後、熱中症で命をおとしました。気候が、これまでの常識では考えられないほど変わってきているということです。ですが、暑さがどれほど厳しくても、猛暑の中での屋外行きを回避すれば、また戻った教室にエアコンが設置されていれば、子どもの命は守れたのではないかと、思わずにはいられません。
私自身も高校の時、縄跳びで「必ずできるように」とされた技ができず、教員からできるようになるまで放課後に練習することを、指示されたことがありました。放課後、暑さでフラフラになりながらも他の生徒たちと練習を続けて、日射病になりかけました。
その先生は指示だけ出してどこかへ行ってしまったのですが、私としては、先生に言われた以上は、苦しくても途中で練習をやめてはいけないと、頭から思い込んでいたのです。体調がギリギリになった段階で、練習はもう無理とようやく自分で中断し、倉庫の日陰で休んだので幸い大事には至りませんでしたが、その時点ではすでに、一緒に練習していた他の生徒に助けを求めるとか、校庭から保健室に行く体力さえありませんでした。その日体調が元に戻るまでに相当の時間がかかったことが、強く記憶に残っています。
自分が苦しいと感じた時に自分の判断で練習をやめていればよかったのですが、たとえ先生に指示されたことでも、自分の体調悪化にまでつながるようなことはしなくていい、と自信を持って判断できなかったのです。
子どもの権利条約にもうたわれているように、子どもは、守られる権利があります。ですが、今回の件で、実際には他のことが優先されたということはなかったのでしょうか。豊田市の学校長が「判断が甘かった」というなら、なぜ甘い判断をしてしまったのかが、きちんと検証されるべきです。
そして、これだけ熱中症の被害が出ているのですから、学校長や教員の責任では個々の判断がしづらいということなら、例えば、気温が32度以上の時は屋外活動は禁止、35度以上は休校にする、などの客観的な基準を、あらかじめ作成しておく必要があるのではないでしょうか。皆さんはどう思いますか。
2018年7月14日 (土)
通学かばん、重くないですか
2018年7月 3日 (火)
道徳の教科化について
しかし、教科化により初めて行われた道徳の教科書の検定では、文科省が「学習指導要領の示す内容に照らして、扱いが不適切」「教科書全体で指導要領にある『我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着をもつ』という点が足りない」と指摘し、出版社が「パン屋」を「和菓子屋」に、アスレチックの遊具で遊ぶ公園を、和楽器を売る店に差し替え改めた教材があったことが報道されています。
パン屋を不適切とする国の指示に、戦争中、カタカナ言葉を漢字で言い換えたことに共通する考え方を感じてしまうのは私だけでしょうか。これでは多様性の尊重どころか、まったく逆に、国の指示する非常に狭い考え方へ、こどもたちを導くことにつながりかねません。また、現場の先生には、子どもの内面を評価することへの懸念と困惑が広がっています。
2018年6月23日 (土)
教科書展示会に行ってみませんか
2018年5月29日 (火)
楽しい!北欧の主権者教育
ノルウェーの小学生5年生が、課外授業で関心あるテーマについて各政党にインタビューに行き、レポートにまとめた話。また、高校の生徒会が主催して各政党の討論会と模擬投票を行う活動。公開討論会にはすべての政党が参加して生徒の質問に答え、校内に設けた各政党の出店でも生徒たちとの対話が行われていました。
主催は高校生ですが、予算はすべて国が出すそうです。各政党が、政策の違いはあっても討論会に参加するのは当たり前、という点に民主主義の熟度を感じました。
国際的な会議で難しい話の調整を買って出るのは北欧の方たちが多いとのお話も聞きました。主権者教育は、選挙のためだけでなく、職場や社会の様々な場で必要とされる、議論をまとめるコミュニケーション力を育てるのではないかと思います。また何より、映像で、若い人たちが身を乗り出してとても楽しそうにしていたことが印象的でした。
2018年3月19日 (月)
文科省による授業調査について
前・文部科学事務次官の前川喜平さんが名古屋市立中学で行った授業の内容について、文科省から市教委に報告するよう要請が行われた、というニュース。普通に考えて、一地方自治体での個別の授業内容に国が介入するなど、2つの意味で、考えられません。
一つには、なぜそこまでの具体的な情報を把握していたのか、ということです。文科省が、全国各地の学校で行われる授業について、講師や日時などのすべてについて把握しているとは考えられません。前川さんの日々の行動に関する個別的な情報収集活動が背景にあった可能性が考えられるということです。
二つ目は、前川さんご本人もコメントを発表しているように、個別の授業内容に国が介入することは教育基本法が禁じる「不当な介入」にあたる可能性がきわめて高いということです。何らの政治的な力の関与無しには、このような事態が起きるとは考えにくいと思います。
2017年11月13日 (月)
外国籍の子どもたちに学習支援を
より以前の記事一覧
- 中学校の教科書採択の結果について 2015.07.27
- 江東区の教科書採択が行われました 2015.07.25
- 教科書展示会にあなたの意見を! 2015.06.22
- 教育費の家計負担の軽減を 2015.03.29
- 教育データの国際比較が見られない 2015.01.11
- 高校は例外なく無償化を 2014.10.13
- 都立高校の入試採点ミス、心もとない再発防止策 2014.09.28
- 教科書採択の結果をようやく公表へ 2014.08.29
- 教科書採択の結果について 2014.08.07
- 教科書採択は決まり次第、結果の公表を 2014.07.29
- 教育委員に女性ゼロ?! 2014.07.22
- 学校選択制は見直しを 2014.06.19
- こどもたちに本を読む楽しさを 2013.11.06
- 教科書の見本が見られます 2011.06.17
- 卒業式についての陳情 2011.03.09
- こどもが本に親しめる環境を支えている人たち 2011.02.16
- 給食費の天引き? 2010.12.24
- 江東区が奨学金の金額見直しへ 2010.10.25
- 朝鮮学校への高校無償化を求める集会に参加して 2010.09.27
- 学校給食を試食してきました 2010.09.11
- 高校無償化問題で要請へ 2010.07.27
- インド人学校が第三大島中の跡地へ移転 2010.04.06
- 教育委員の選任について 2010.03.30
- 高校無償化についての緊急行動 2010.03.28
- 高校無償化をめぐって 2010.03.26
- 奨学金審査会 2010.02.02
- 外国籍の子の不就学は? 2009.11.26
- 発達障害の子どもたち 2009.11.22
- 夜間中学を訪ねて 2009.09.17
- 中学校の社会科教科書、扶桑社・自由社は採択されず 2009.08.26
- もうひとつの教科書展 2009.08.06
- 大雨の中で…枝川の朝鮮学校での夜会 2009.08.02
- 教科書採択にかかわる区教育委員会臨時会を傍聴して 2009.07.24
- 教科書があぶない! 2009.07.22
- 今日の江東区の教育委員会 2009.07.21
- 教科書採択 2009.06.16
- 枝川の朝鮮学校でのイベント紹介 2009.05.14
- インド人学校のことなど 2008.06.29
- 電子黒板を見学する 2008.05.27
- 江東区の学校図書費 2008.05.19
- 枝川裁判、ついに和解へ。よかった! 2007.03.08
- 子どもたちの笑顔に… 2006.11.12
- 夜会・枝川の朝鮮学校にて 2006.08.06
- 学校をとりあげないで 2006.07.23
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